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2008年03月24日

表層プラッキング トップウォータープラッキング

表層プラッキングの頂点、トップウォータープラッキングです。

まだまだシーズンではありませんが、状況が揃えばトップで楽しめる時期になってきましたね~

私の記憶が確かなら(古い?・・・笑)、使えるトラウト用トッププラグは、ジャクソンの”T-ピボット”が最初であったように思います。その後、その種類も増え、好みのトップを探せる時代になりましたね。

ただ、今の時点ではトップでの釣りを楽しんでいる方は少ないように思います。

バスのトップを楽しんできた方には、受け入れやすい釣りですが、

釣りの楽しみ=釣れた魚の数

という方にはなかなか受け入れてもらえないのかもしれません。


<トップウォータープラッキングの楽しく、面白いところ>

前述していますが、トップが楽しいのは、どちらかというと釣果よりも釣るその過程です。

一例を挙げると、

キャストし着水⇒トップを動かす⇒魚が追尾してくる⇒バイトする・・・がかからない⇒また、魚がじゃれつく⇒再度、バイトする・・・またまた掛からない(苦笑)⇒再度アクションさせる⇒今後は完全にフッキング!・・・と思ったら、バラシ・・・(笑)⇒人が倒れこむ(大笑!)

なんて、展開が楽しいんですよ(笑)

もちろん、バラシもなくキャッチできれば、もう今日の釣りは大満足!っていう感じです。


<状況判断>
なんといっても”魚が表層を意識している””表層に魚が居る” これにつきると思います。

こんな状況ですね。

そしてそれなりに活性が高いこと。これは投げてみればすぐわかると思います。


<トップウォータープラグ>
各社出しているので、大きく分けますと、
・ペンシルタイプ
・ポッパータイプ
です。

そして、この他に名品「あっかんべー」がありました。


ありましたというのは、廃盤になってしまったからです。

しかし、今でも私のメイントッププラグであることには変わりありません。
面白いし、釣れるし・・・


<タックル>
管釣り用なら可です。
操作性が良いのは、スローよりもレギュラーかファーストなロッドになります。


<基本的な釣り方>
小刻みにアクションさせ誘い、止めて食わす”というパターンがトラウトでは基本です。

もちろん、状況によっては、アクションしているときに食ってくる超活性の高い魚に出会えることもあります。

それとよくあるのが、着水直後や着水して5秒以内。そして、ほっとけメソッド・・・後でご紹介します。


<ちょっとしたテクニック>

・魚のライズを狙う
トップで楽しむには、水面の変化を常に感じることが大切です。そして、次にライズリング(魚がライズした或いは、水面付近に魚出始めた時に起こる波紋のこと)を直撃、或いはその前後左右にキャストできるだけのアキュラシー性です。

・ウォークドッグ
バスのトップウォーターでは基本メソッドです。その名の通り、犬が首を左右に振って歩く様をトップで演出するテクニックです。ただ、バスと違い、これを完璧にする必要性はないと思いますし、そこまで正確に動くプラグも今の時点では無いように思います。

・ほっとけメソッド
これもその名の通り、キャストして水面にルアーを浮かせ、ただ待つという釣り方です。が、この実力はハマると凄いです・・・

狙いは上記のライズリング周辺。ルアーのカラーとしては、特にクリアカラー、オレンジベリーのルアーが反応良いようです。


・ナチュラルドリフト
ナチュラルトゥイッチングでもご紹介しましたが、流れのある釣り場やイン・アウトレットでは、その流れに自然にルアーを流すという方法で釣れる場合があります。前記した、ほっとけメソッドみたいな感じですね。

さてさて、この記事を読んで、ひとりでも”トップウォータープラッキング”に興味が出て、実際に始めてもらえると嬉しい限りです。


◎書き残していることも多々ありそうなので、気づき次第、追加します。ご了承ください。   


2008年02月26日

表層プラッキング 釣り方(ブラウニー編)

トラウトミノーといえば、「ブラウニー」。そんな時代もありました。一時、その存続が絶たれる危機もありましたが、今は健在です。

「ブラウニー」といえば、自然フィールドのイメージが強いですが、もちろん管釣りでも楽しめます。
独特の浮力とキビキビとしたウォブリングは追随を許しません。まさに名品です。値段も高いですが・・・(苦笑)

使い方は、その浮力を活かした、水面付近での不規則なトゥイッチング。チョンチョン釣りとでもいいましょうか・・・
まさに表層プラッキングの世界です。


<ルアー選び>
管釣りで使いやすいのは、5cmか7cmですが、私は7cmを好んで使ってます。
そして、ルアーをテストしていても思うのですが、トラウトにオレンジベリーは効果大のようですね。

<釣り方>
キャストしてステイさせるのはクランクと同じで、それからすぐにリトリーブに入らず、あくまでもロッドを利用して「チョン、チョン、チョン」とアクションさせます。リール操作はあくまで弛んだラインをの回収です。

弱った小魚が水面付近でフラフラしている・・・こんなイメージでミノーを操作してみてください。


魚がミノーを意識し、何度もチェイスする姿がみられれば、エキサイト間違いなしです!  


2008年02月22日

表層プラッキング 釣り方(クランク系 テクニック編)

今回はテクニック編です。
といっても大したテクはありませんが・・・

<食い込み重視>
基本的にクランクはスプーンとは違い、ロッドとラインを一直線にしてダイレクトにリールにバイト状況を伝えるというような釣り方はオススメしていません。理由はスプーンと違い、魚がルアーを咥えたあと違和感を感じやすく、そのために早合わせをするとバラシが非常に多くなるということがあるためです。

ですから、ロッドとラインに「く」の字のように角度を持たせ、ロッドのティップによる食い込みを利用して違和感を軽減することが必要と考えます。具体的な角度はロッドにもよりますが、上下左右のロッドとラインによる「く」の字の角度が約120~150°くらいからはじめてみて自分なりの標準というのをみつけていただけれると幸いです。こういった自身で探すというもの釣りの楽しみのひとつですね~


<ルアーの泳層コントロール>
表層クランクは、ロッドを構える角度によって多少、泳層をコントールすることができます。
ロッドの長さやアングラーの身長などにもよりますが、ロッドを上向き45°、水面と平行、下向き45°の3種類あれば、10~15cm単位で変化させることが可能です。


<魚を食わせる>
ただ引きで魚がルアーの後を追尾してきました。しかし・・・なかなかルアーを咥えようとしません。そんなときは・・・

少しリトリーブスピードを上げてみましょう!以外にすんなりフッキングに持ち込めると思います。

それでも食わないときは・・・

・ロッドの角度を変え、ルアーの泳層を変化させてみる
・ただ引きの速度を変化させてみる

これでダメなら(笑)↓

<ルアーローテーション>
ルアーローテーションしてみます。

ローテーション方法はふたつあり、どちらを選ぶかは状況に応じてですが、

ひとつめは「カラーは同じでタイプの変更」です。
ルアーがアクションし起こる「波動」は、ルアーの種類により異なりますので、それを変えるだけヒットに至ることは珍しくありません。

参考まで
フラットクラピーSR:動きの支点はやや前方、ウォブリング幅はやや小さめ(小刻み)
ココクラ:動きの支点は中央付近、ウォブリング幅は小さめ(小刻み)
シケーダ:動きの支点は中央付近、ウォブリング幅はやや大きめ


ふたつめは、「同じタイプでカラーの変更」です。
カラーローテーションは、人により考え方が異なると思いますが、私はまずアピール系からエサ系へ変更してみます(え?早い?・・・笑) ちなみにエサ系とは、ブラウン、オリーブなどの色として考えていただければいいと思います。
  


2008年02月20日

表層プラッキング 釣り方(クランク系 基本編)

今回はクランク系の釣り方になります。まずは基本を。

<基本編>
キャスト⇒着水⇒ステイ⇒リトリーブ開始⇒誘い⇒ピックアップ 
が一連の動作になります。これは表層でなくても一緒ですね。

リトリーブはいわゆる「ただ巻き」ですが、一定の速度を保つというのがポイントです。
一定の速度を保つことは練習あるのみですから、水質がクリアなところでルアーの動きをみながら確認してみてください。

更に、リトリーブ速度をいくつか持つというのも管釣りでは重要事項ですから、基本として抑えたいところです。
ルアーの動きに対して、やや速め、適正、やや遅め、デットスローの4種類があると魚の反応に柔軟に対応できます。


<実践>
 前記した状況があてはまるようであれば、まずはパイロットルアーで反応を見てみましょう。

①ルアーの選択
 ここでは魚の反応をみるために、シケーダのようなブリブリ感の強くアピールが大きいものが最適です。カラーは目視確認しやすいもので、私は蛍光ピンクを第一選択として使っています。

②キャスト
 ただ闇雲にキャストするのではなく、水面や水面下に気を配り変化をよく見てキャストを開始します。
前記したように、

・目視で魚が確認できる
・水面に「波紋」や「ライズ」が確認できる
・水面付近にユスリカや小型のカゲロウなど水生昆虫が飛んでいる
・放流直後でもないのに、何となく水面付近がざわついている。

などの変化があるところにキャストをします。

魚の活性にもよりますが、できればその変化がある先あるいは横にキャストすることをオススメします。

③着水
 表層への魚の反応をみるには、着水後、波紋が消える程度、ステイ(ほっとけ)させてみます。これで、すぐにバイトがあるようであれば、水面下よりも水面に反応強いかもしれません。
 もちろん、ステイさせても何もないようでれば、リトリーブに入ります。

④リトリーブ開始
 水面付近を狙う場合は、そのままリトリーブを開始します。やや潜らせたいのであれば、ハンドルを2,3回転速巻きして狙いたい深度に到達させます。

 そして、ただ巻きに入ります。速度は、魚の反応に応じてですが、速い⇒遅いに変化させたほうが、魚の反応が掴みやすいです。

⑤誘い
 リトリーブ途中に誘いを入れたほうがバイトしやすい場合もあります。ただ巻きで反応が悪いようであれば、数m単位でロッドを煽り、ワンアクションさせてみましょう。これで、アクション後のリトリーブですぐバイト!なんてことも多々あります。


次回はテクニック編予定です。
  


2008年02月19日

表層プラッキングのタックルとルアー

<タックル>
正直、管釣り用なら今お持ちのタックルで十分です(笑)

後は個人のこだわりですね。

ロッドにしても、「バシッ!」とアワセを入れたければハリのあるロッドを。あくまでも「キャッチにこだわる」のであれば、スローなロッドを。ロングキャストにこだわれば、6ft以上のロッドを。アキュラシーにこだわれば5ft半くらいのロッドがいいと思います。


<ルアー>
もし、これから始めようと考えているのであれば、オススメはこの3つです。

フラットクラピーSR(ラッキークラフト)


ココクラ(九重フィシングリゾート)


シケーダ(タックルハウス)


カラーリングは、いろんな状況に対応できるように上記のようなカラーを主に使ってますが、
視認性が良いカラーと食わせのカラーが最低に2個あればいいと思います。

それと・・・クリアカラー(マットでもノーマルでも)があるルアーはクリアはオススメです!
表層にクリアは強いです!  


2008年02月18日

表層プラッキングが楽しめる状況

表層プラッキングが楽しめる状況としては、
「魚が水面下50cm以内(あくまでも目視上の目安です)に定位している、回遊している」
「魚の目視はできないが、表層のルアーに反応する」
というのが不可欠な要素です。

具体的にいいますと、

<時期>
真冬よりは、春から秋にかけてがベストといえます。
もちろん、真冬でもエリアやポイントによっては狙う価値がありますので、臨機応変にご活用ください。

<状況>
・目視で魚が確認できる(できればその数が多いほうが確率アップ)
・魚は見えないが、表層系のルアーに積極的にバイトしてくる
・水面に「波紋」や「ライズ」が確認できる
・水面付近にユスリカや小型のカゲロウなど水生昆虫が飛んでいる
・放流直後でもないのに、何となく水面付近がざわついている。

<表層プラッキングの面白さが最も味わえる状況>・水質クリアまたはステイン
・べたなぎ(無風)
・インレットや水車などの、流れの影響がない場所
・晴れ、またはうす曇

となります。

もちろん、釣りですから相手は魚。
他にもいい状況はあると思いますし、上記が当てはまったからといって、
絶対に反応がいいというわけではありませんので、ご理解ください。  


2008年02月16日

表層プラッキング

新しいカテゴリーを立ち上げてみました。
管釣りもいろいろな楽しみ方がありますが、私の大好きな釣り方、「表層プラッキング」を何回かに分けてご紹介します。


はじめにコンセプトは、「表層に見える(浮いている)魚をいろんなプラグで釣ってしまおう!」という題名そのままなんですが(笑)、
一番の楽しみはなんといっても、魚が食う瞬間がとてもエキサイティング!!これにつきると思います。

しかも、バラシが以外に多く、キャッチ率が低い!(苦笑)ということが更に釣り人の本能をくすぐり、熱くしますね。


表層プラッキングに使用するルアーは当然、表層を引けるプラグになりまして、


・シャロークラピー
・フラットクラピーSR
・ココクラ
・シケーダ
・ブラウニー
・トッププラグ各種
・コンバットクランクSSR

などです。


この釣り方の面白さが少しでも伝わり、表層プラッガーが一人でも増えれば嬉しいです。
また、そういえば購入したけど、上記ルアーがタックルボックスの奥で眠っているな~という方の参考になれば幸いです。