2007年12月24日
スプーニング(応用)
応用編
いきなり応用ではなく、釣り場では必ず基本は試してみましょう。大体の魚はステディストリーブ(ただ引き)で釣れると思います。どうしても、ただ引きで食わないときの対処法として、参考にしていただければと思います。
<シェイキング>
文字通りロッドのティップをシェイクし、スプーンを短距離で小刻みに動かすテクニックです。
パターンとして、
①シェイク→リトリーブ→シェイク→リトリーブ
②シェイク→フォール→シェイク→フォール
③シェイクオンリー
などがあります。
但し、シェイキングは魚を寄せる力はありますが、シェイキング中にバイトした魚は掛かりが浅くバレやすい傾向にあります。できれば、シェイクで誘ってリドリーブで食わせるパターンで釣りたいところです。
<リフト&フォール>
これも文字通りリフト(上げる)&フォール(落下)の繰り返しです。
パターンとして、
①チョン(リフト)、チョン(リフト)、スー(フォールで着底) チョン(リフト)、チョン(リフト)、スー(フォールで着底)
②チョン、チョン、チョン、チョン、スー
などありますが、回数や時間は独自にいろいろ試してみると良いと思います。
バイトは、フォール時がほとんどですが、フォール時は魚のバイトが手元には伝わりにくいです。このため、ラインが落ちていく感じを掴んでおき、落ちていくラインが途中で止まったり、横に走ったりした場合に、ロッドでアワセを入れます。
また、食っていることに気付かず(わからず)、チョンをリフトした時に重みを感じることもよくあります。この場合は、もう一度、ロッドを煽ってフッキングさせてください。
最初は、岸際の駆け上がりで練習すると良いです。
<フリップ&リトリーブ>
ボトムを狙う時のテクニックです。カウントダウンで着底してから、一度、ロッドを煽ってリトリーブを開始する方法です。大したことはないのですが、効果が絶大なことがあります。主にボトムの活性の高い魚に効果があり、フリップして2~3巻きあたりで魚がバイトすることが多いです。
これとは逆にボトムで活性がそれほど高くない魚を狙う時は、着底してからフリップせずにリトリーブを開始した方が良い場合もあります。
もちろん、両者ともボトム以外でも効果があります。
<リトリーブ&フォール>
主に底を取りながら釣るテクニックです。2~3mほど巻いたら、一度、フォールさせて着底させ、そこから再度リトリーブを開始させるように使います。フォールの時間が短いほど底ギリギリを引いていることになりますので、その情報を参考に底ギリギリをスプーンで引く事が可能となります。
これも、底以外でも効果はあります。
<スプーンの浮き上がりを利用したリアクション>
浮き上がりの大きいスプーン(テンプトアルティメイトや鱒玄人など)を使用して、一気に底から立ち上げる釣り方です。
簡単なのは、表層を引けるルアーをカウントダウンして、そこからリドリーブを開始することです。急激に下から上に向かうルアーに思わず食らい付いてしまう魚の性質を利用します。
いきなり応用ではなく、釣り場では必ず基本は試してみましょう。大体の魚はステディストリーブ(ただ引き)で釣れると思います。どうしても、ただ引きで食わないときの対処法として、参考にしていただければと思います。
<シェイキング>
文字通りロッドのティップをシェイクし、スプーンを短距離で小刻みに動かすテクニックです。
パターンとして、
①シェイク→リトリーブ→シェイク→リトリーブ
②シェイク→フォール→シェイク→フォール
③シェイクオンリー
などがあります。
但し、シェイキングは魚を寄せる力はありますが、シェイキング中にバイトした魚は掛かりが浅くバレやすい傾向にあります。できれば、シェイクで誘ってリドリーブで食わせるパターンで釣りたいところです。
<リフト&フォール>
これも文字通りリフト(上げる)&フォール(落下)の繰り返しです。
パターンとして、
①チョン(リフト)、チョン(リフト)、スー(フォールで着底) チョン(リフト)、チョン(リフト)、スー(フォールで着底)
②チョン、チョン、チョン、チョン、スー
などありますが、回数や時間は独自にいろいろ試してみると良いと思います。
バイトは、フォール時がほとんどですが、フォール時は魚のバイトが手元には伝わりにくいです。このため、ラインが落ちていく感じを掴んでおき、落ちていくラインが途中で止まったり、横に走ったりした場合に、ロッドでアワセを入れます。
また、食っていることに気付かず(わからず)、チョンをリフトした時に重みを感じることもよくあります。この場合は、もう一度、ロッドを煽ってフッキングさせてください。
最初は、岸際の駆け上がりで練習すると良いです。
<フリップ&リトリーブ>
ボトムを狙う時のテクニックです。カウントダウンで着底してから、一度、ロッドを煽ってリトリーブを開始する方法です。大したことはないのですが、効果が絶大なことがあります。主にボトムの活性の高い魚に効果があり、フリップして2~3巻きあたりで魚がバイトすることが多いです。
これとは逆にボトムで活性がそれほど高くない魚を狙う時は、着底してからフリップせずにリトリーブを開始した方が良い場合もあります。
もちろん、両者ともボトム以外でも効果があります。
<リトリーブ&フォール>
主に底を取りながら釣るテクニックです。2~3mほど巻いたら、一度、フォールさせて着底させ、そこから再度リトリーブを開始させるように使います。フォールの時間が短いほど底ギリギリを引いていることになりますので、その情報を参考に底ギリギリをスプーンで引く事が可能となります。
これも、底以外でも効果はあります。
<スプーンの浮き上がりを利用したリアクション>
浮き上がりの大きいスプーン(テンプトアルティメイトや鱒玄人など)を使用して、一気に底から立ち上げる釣り方です。
簡単なのは、表層を引けるルアーをカウントダウンして、そこからリドリーブを開始することです。急激に下から上に向かうルアーに思わず食らい付いてしまう魚の性質を利用します。
2007年12月24日
スプーニング(基本)
基本テクニック
<ステディリトリーブを心がけて>
スプーンの基本はとにかく「一定スピードで巻くこと」です。スプーン本来の動きを出し、それで食わすことを第一に考えます。
スプーンを一定速度で引くには、リールの回転を一定に保つことが重要です。最初は、ルアーを目で確認しながら、リールを巻く感覚を身に付けてください。
<リトリーブスピード>
次はスピードです。一般的に「スプーンの動く最低のスピード」が適正といわれますが、私はそれよりも若干速いスピードを好んで使います。
<泳層のキープ>
これも非常に重要です。しかし、物理的に完全に同じ泳層をキープすることはできませんし、それを確認する事もできません。ですから、できるだけキープするというイメージが大事です。
通常は、手前にくるほど、スプーンが浮き上がってしまうため、ロッドを手前にくるほど、下側に倒して最後の浮き上がりを制御します。
<カウントダウン>
文字通りスプーンを沈めてカウントする方法です。魚が目視できないエリアで魚の反応する泳層を見つけ出すのに必要なテクニックです。
自分なりに数字を数えるスピードを決め、着水と同時にカウントし始めます。
例えば、底まで10カウントだとすれば、そのカウントを大体3~4分割(例:カウント0、3、6、10(底))くらいして、上から(状況によっては下から)探ります。)
<スプーンのカラー>
基本的なカラーは、水質問わず赤金・イエロー・オリーブ・ブラック・ブラウンの5色です。
最近では、どの釣り場でも魚がスレ気味なため、エサ色(ブラウンやオリーブ)が外せなくなりました。これに、クリアに強いブルー、光量の少ない時の蛍光ピンク、オールラウンドなカラシ、独特の反射のアワビ(バッセル)が入ります。
<スプーンアクション>
基本では2種類紹介します。
1.ロッドの上げ下げ
これが一番の基本です。リドリーブ時に、ロッドティップを10cm程度上下させる方法です。バイトは大抵、ティップを上から下に下げた時にでる場合が多いです。ルアーはほんの少しキックバック状態になります。これがポイントです。
イメージはスプーンがお辞儀するくらいのスピード変化を付ける事です。特に活性があまり高くない状態で効果があります。
2.フリップ
活性の高い状況で使用します。リドリーブしてきたロッドを軽く煽って、10cm程度はアクション付けた時にスプーンが移動するようにします。程度はその時その時違いますが、魚をリアクションで誘うイメージでアクションを付けます。
<ステディリトリーブを心がけて>
スプーンの基本はとにかく「一定スピードで巻くこと」です。スプーン本来の動きを出し、それで食わすことを第一に考えます。
スプーンを一定速度で引くには、リールの回転を一定に保つことが重要です。最初は、ルアーを目で確認しながら、リールを巻く感覚を身に付けてください。
<リトリーブスピード>
次はスピードです。一般的に「スプーンの動く最低のスピード」が適正といわれますが、私はそれよりも若干速いスピードを好んで使います。
<泳層のキープ>
これも非常に重要です。しかし、物理的に完全に同じ泳層をキープすることはできませんし、それを確認する事もできません。ですから、できるだけキープするというイメージが大事です。
通常は、手前にくるほど、スプーンが浮き上がってしまうため、ロッドを手前にくるほど、下側に倒して最後の浮き上がりを制御します。
<カウントダウン>
文字通りスプーンを沈めてカウントする方法です。魚が目視できないエリアで魚の反応する泳層を見つけ出すのに必要なテクニックです。
自分なりに数字を数えるスピードを決め、着水と同時にカウントし始めます。
例えば、底まで10カウントだとすれば、そのカウントを大体3~4分割(例:カウント0、3、6、10(底))くらいして、上から(状況によっては下から)探ります。)
<スプーンのカラー>
基本的なカラーは、水質問わず赤金・イエロー・オリーブ・ブラック・ブラウンの5色です。
最近では、どの釣り場でも魚がスレ気味なため、エサ色(ブラウンやオリーブ)が外せなくなりました。これに、クリアに強いブルー、光量の少ない時の蛍光ピンク、オールラウンドなカラシ、独特の反射のアワビ(バッセル)が入ります。
<スプーンアクション>
基本では2種類紹介します。
1.ロッドの上げ下げ
これが一番の基本です。リドリーブ時に、ロッドティップを10cm程度上下させる方法です。バイトは大抵、ティップを上から下に下げた時にでる場合が多いです。ルアーはほんの少しキックバック状態になります。これがポイントです。
イメージはスプーンがお辞儀するくらいのスピード変化を付ける事です。特に活性があまり高くない状態で効果があります。
2.フリップ
活性の高い状況で使用します。リドリーブしてきたロッドを軽く煽って、10cm程度はアクション付けた時にスプーンが移動するようにします。程度はその時その時違いますが、魚をリアクションで誘うイメージでアクションを付けます。