2008年01月24日
釣りに行こう
さて、いよいよ実践編です。
準備のコーナーを読んで察しがついている方もいらっしゃると思いますが、ミノーイングはアタリを感じとる釣りというよりも、目で見る釣りになります。
目で確認できる距離にキャストし、アクションを与えて魚を誘い合わせて釣るという方法です。
ミノーに与えるアクションは次のようなものがあります。色々なパターンを組み合わせて「魚を誘い出す」感覚を体験してみてください。
<タダ引き>
タダ引きと言っても、人それぞれというか、いろいろな引き方があります。その違いはスピードと深さでしょうか。
ゆっくりとしたタダ引きでは、ローリング(ルアーが左右に転がるような回転系の動き)・ウォブリング(ルアーの長さの真ん中あたりを中心にルアーが左右に揺れる動き)と言ったルアーの特性を確認できます。ルアーの特性を知るのに良い巻きかたでしょう。この巻き方はニジマスに好印象を与えるようです。
速めに巻いた場合は、たくさんの魚のなかからやる気のある魚を見分けることができます。2、3mも離れたところにいる魚がミノーの速巻きに反応して追ってくることがあり、第2投でその魚をかけるチャンスを見出したことになります。
管理釣り場でミノーに反応した魚は、ミノーに触れていない限りもう一度反応することがよくあります。
もちろん、狂ったようなスピードで速巻きミノーに一発で食いついてくることもありますので気が抜けません。この巻き方はヤマメに好印象を与えるようです。
スピードのほかには、ロッドの角度でしょうか。ロッドの先を水面につけてリールを巻けば深めのところを、ロッドを立てれば表層を。
これは他のルアーと同じですが、おもいっきりロッドを立てると、ミノーの潜る特性がスプーンともクランクとも違ったアクションを生み出し、思いもよらない釣果が得られる場合があります。
ただし、タダ引きは活性が高いときの釣り方と思ったほうが良いです。基本的には、池の中でやる気のある魚チェックに使用します。
<トゥイッチ>
ロッドをちょんちょんと動かす、ミノーイングの定番釣法です。というか90%はこのアクションとなるかと思います。
タダ巻き同様巻きスピードとロッドの角度は色々なパターンありますが、トゥイッチの基本は下記の2つでしょうか。
1つは、ロッドの先をちょんちょんと動かすパターンです。
あまり手自体は動かさず、手首をぶらぶらさせているようなイメージです。
応用パターンとしては、早めに巻いたタダ引きに反応した魚がいたら、速度を落としてちょんちょんとトゥイッチするというパターンでしょうか。ヤマメに非常に人気のあるアクションです。
2つめは、応援団の人が胸の前で腕を振るような感じでミノーを一気に移動&しばらく停止を繰り返すパターンです。
移動距離が短いパターンと、長いパターンがあります。移動距離が短いパターンはしつこく一定の場所を攻め続けたい場合で、ディープダイバータイプのミノーを使うとイワナや、イトウに好評です。長いパターンはニジマスやヤマメに効果があるように感じます。
1つめの方法ではヤマメに人気のアクションを紹介したので、こちらはイワナに好評のアクションを書きます。
まず池の淵や、沈んでいる岩などの障害物そばにミノーを潜らせてステイさせます。フローティングタイプのミノーを使用している場合は、ステイさせるイメージを、さらに潜らせるというイメージに置き換えてください。
目的の障害物あたりで、ネチネチとステイ&ゴーを繰り返します。反応がなくてもあきらめずに数投していると、食欲ではなくて、威嚇的な要素で障害物周りにいるイワナがミノーに食いついて(襲い掛かって)きます。
トゥイッチを行う際には、ミノーは潜るというイメージを持って試してみると文章では伝えられない感じがつかめると思いますので、実釣の際には是非試してみてください。
<流れのあるところでのパターン>
ミノーは水をリップに受けることができれば、潜ります(泳ぎます)。つまり流れがあるところでは、アクションが自動的に加えられることになります。管理釣り場の流れ出しなどがある場所で釣りができるときにはミノーを投げてみましょう。
流れについている魚が、流水によりイレギュラーなアクションが加えられたミノーに食いついてくることもあります。スプーン等が浮いてしまう流水ポイントはミノーでは絶好のポイントになることも多々あります。
(by leche)
準備のコーナーを読んで察しがついている方もいらっしゃると思いますが、ミノーイングはアタリを感じとる釣りというよりも、目で見る釣りになります。
目で確認できる距離にキャストし、アクションを与えて魚を誘い合わせて釣るという方法です。
ミノーに与えるアクションは次のようなものがあります。色々なパターンを組み合わせて「魚を誘い出す」感覚を体験してみてください。
<タダ引き>
タダ引きと言っても、人それぞれというか、いろいろな引き方があります。その違いはスピードと深さでしょうか。
ゆっくりとしたタダ引きでは、ローリング(ルアーが左右に転がるような回転系の動き)・ウォブリング(ルアーの長さの真ん中あたりを中心にルアーが左右に揺れる動き)と言ったルアーの特性を確認できます。ルアーの特性を知るのに良い巻きかたでしょう。この巻き方はニジマスに好印象を与えるようです。
速めに巻いた場合は、たくさんの魚のなかからやる気のある魚を見分けることができます。2、3mも離れたところにいる魚がミノーの速巻きに反応して追ってくることがあり、第2投でその魚をかけるチャンスを見出したことになります。
管理釣り場でミノーに反応した魚は、ミノーに触れていない限りもう一度反応することがよくあります。
もちろん、狂ったようなスピードで速巻きミノーに一発で食いついてくることもありますので気が抜けません。この巻き方はヤマメに好印象を与えるようです。
スピードのほかには、ロッドの角度でしょうか。ロッドの先を水面につけてリールを巻けば深めのところを、ロッドを立てれば表層を。
これは他のルアーと同じですが、おもいっきりロッドを立てると、ミノーの潜る特性がスプーンともクランクとも違ったアクションを生み出し、思いもよらない釣果が得られる場合があります。
ただし、タダ引きは活性が高いときの釣り方と思ったほうが良いです。基本的には、池の中でやる気のある魚チェックに使用します。
<トゥイッチ>
ロッドをちょんちょんと動かす、ミノーイングの定番釣法です。というか90%はこのアクションとなるかと思います。
タダ巻き同様巻きスピードとロッドの角度は色々なパターンありますが、トゥイッチの基本は下記の2つでしょうか。
1つは、ロッドの先をちょんちょんと動かすパターンです。
あまり手自体は動かさず、手首をぶらぶらさせているようなイメージです。
応用パターンとしては、早めに巻いたタダ引きに反応した魚がいたら、速度を落としてちょんちょんとトゥイッチするというパターンでしょうか。ヤマメに非常に人気のあるアクションです。
2つめは、応援団の人が胸の前で腕を振るような感じでミノーを一気に移動&しばらく停止を繰り返すパターンです。
移動距離が短いパターンと、長いパターンがあります。移動距離が短いパターンはしつこく一定の場所を攻め続けたい場合で、ディープダイバータイプのミノーを使うとイワナや、イトウに好評です。長いパターンはニジマスやヤマメに効果があるように感じます。
1つめの方法ではヤマメに人気のアクションを紹介したので、こちらはイワナに好評のアクションを書きます。
まず池の淵や、沈んでいる岩などの障害物そばにミノーを潜らせてステイさせます。フローティングタイプのミノーを使用している場合は、ステイさせるイメージを、さらに潜らせるというイメージに置き換えてください。
目的の障害物あたりで、ネチネチとステイ&ゴーを繰り返します。反応がなくてもあきらめずに数投していると、食欲ではなくて、威嚇的な要素で障害物周りにいるイワナがミノーに食いついて(襲い掛かって)きます。
トゥイッチを行う際には、ミノーは潜るというイメージを持って試してみると文章では伝えられない感じがつかめると思いますので、実釣の際には是非試してみてください。
<流れのあるところでのパターン>
ミノーは水をリップに受けることができれば、潜ります(泳ぎます)。つまり流れがあるところでは、アクションが自動的に加えられることになります。管理釣り場の流れ出しなどがある場所で釣りができるときにはミノーを投げてみましょう。
流れについている魚が、流水によりイレギュラーなアクションが加えられたミノーに食いついてくることもあります。スプーン等が浮いてしまう流水ポイントはミノーでは絶好のポイントになることも多々あります。
(by leche)
※ツリキチページでは、ルアーフックの”シングルバーブレス”を推奨しています。
管釣りは釣り場のレギュレーションに従ってください。
リリース前提であれば、魚に余計なダメージを与えないためにも、シングルバーブレスを使用していただければ幸いです。
Posted by t-fuku at 08:15
│ミノーイング(by leche)