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2010年10月05日

2010シーズン振り返り(その1)

ということで、2010シーズンを振り返ってみたいと思います。

まずは、昨年に引き続き”ミノーイングにおけるノセる釣り”です。

今年は、いろいろ検証することができました。

PEラインも導入したので、その特徴である”感度の高さ”を
なるべく発揮できるようにTryしてみた感じです。

長くなるので、ご興味あるかたのみどうぞ・・・(笑)
※以降の見解は、あくまで私感です。


昨年から持越ししていた”誘い”のパターン分けですが、
少し感覚が得られたのでご紹介します。

まず、相手がにじますの場合。

釣り方の基本は、あくまでダウンクロス・ダウンとなります。

ピンポイントで攻める場合と、広く探る場合で微妙に違うのですが、
基本的には、アングラー側は”ノーアクション”でルアーの動きだけで誘う方が、
バイトに持ち込める可能性が高いようです。

ここでポイントになるのは、

・ウォブリングが比較的強く、ロッドティップや手元にそのバイブレーションが伝わりやすいルアーを使うこと(例:JUNミノー・TOMととっこなどのウォブリングが強いミノー、あるいは、チェイスミノー(廃盤)、シルバークリークシャッドなどのシャッドタイプのミノー)
・できれば、感度の高いPEラインをメインラインとすること(できればフロロリーダーを使うこと)
・あくまで”ノセ”の釣りになるので、使用するロッドのティップ~ベリー~バット部までが、しなやかであること。
・バイトを待っている時のロッド位置は、ラインとロッドが一直線ではなく、ある程度角度をつけること

となります。


一連の釣り方ですが、

①ダウンクロス(ダウン)でキャストし、着水直後に、リールを1巻してルアーにきっちり流れをつかませます。そして、アピールのためのアクションを1、2回加えます。

 条件が良いと、①の段階で魚がバイトしてきます。


②アクションを加えた後は、リトリーブは最小限に抑え(あるいはリトリーブせずに)、ルアー自身が流れを掴んでくれるように操作します。というより勝手にルアーが居心地の良い水流を掴むと思います。

 なんとなく、イメージ湧きますかね・・・?


③ルアーが流れを掴んだら、その時のバイブレーションの振動の感じを覚えます。

 バイブレーションが強ければ、速い流れにルアーが位置していることになりますし、バイブレーションが感じられないようだと、水流のスピードが遅く、ルアーの動きが少なくなっているという目安が付けられます。
 もちろん、あまりに流れが強いとルアーが飛び出してしまいますので、わかりやすいんですが・・・


④そして、スローリトリーブを開始すると(あるいはリトリーブはしなくても)、ルアーが扇形状にアングラー側に流されてきます。この時のルアーのバイブレーションの変化に細心の注意を払います。


⑤④でルアーのバイブレーションに変化を感じたところは、流れの変化があるところになります。経験上、流れの変化がでるところでのバイトが多いので、流れに大きな変化を感じた場所で、効果的に”チョン”あるいは”チョンチョン”などのシェイクを使用しバイトを誘います。

※魚のバイトチャンスは、
 ・④の状態(特に流れの変化が出るところ)
 ・⑤の直後
 ・扇状に流れたルアーが、直線になった時点
となります。

※扇状にルアーを流してくることになるので、事前に”ルアーの流される場所がバイトポイントとなるように”キャスト位置、立ち位置を含め考慮する必要があります。ようは”どこで喰わせたいか”をあらかじめ想定するということですね。


⑥ルアーと流れが直線状になったら、ルアーを回収し、また次のキャストを行います。

※ダウンで直接障害物などを狙う場合は、直線だけの勝負になるので、スローリトリーブを中心に、時折、”チョン、チョン”などのシェイクを入れながら、自分の手元までリトリーブするのが基本です。


まだありますが、長いので続きます・・・




※ツリキチページでは、ルアーフックの”シングルバーブレス”を推奨しています。 管釣りは釣り場のレギュレーションに従ってください。 リリース前提であれば、魚に余計なダメージを与えないためにも、シングルバーブレスを使用していただければ幸いです。
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この記事へのコメント
禁漁になったのに、刺激的な記事ですねwww
あのルアーの泳ぐ感触を思い浮かべて身もだえしてしまいました(笑)
自分は、この方法をスプーン中心でやっていますよ。
下流に行ったらロッドを倒して浮きづらくしながらスローリフトを入れる感じです。
食い気のない魚だと扇の一番ダウンの地点までフラフラと付いてきて、旋回が留まったところで堪えきれずにバイト…なんてパターンを何度か経験しています。
あぁ~釣り行きたい!(爆)
その2も楽しみにしてますよ~♪
Posted by at 2010年10月05日 23:43
お晩です!!

私も鬼怒川でシーズン初期は
こればっかりですね。

岩魚にも使えますし!!
岩陰等にピンポイントキャストし
反応が無ければそのまま流れに任せて
沈み石目がけてチョンチョンと・・・・

やべ~~
ホント釣りしたくなってきた~
Posted by gijie.angler at 2010年10月06日 00:35
槍さん

>刺激的
私自身もこれを書いている時には、釣っているときをイメージしているので、
なんだかテンションが高くなってきました!(笑)

今週末は釣りに行くかな~って感じです(笑)

槍さんはスプーンで既に実証済みとは・・・
恐れ入りました!

”ミノーのノセる釣り”は、こんな感じですので、
スプーンと同じ釣りができますよ~

しいていうならば、スプーンでのダウンの釣りは、(ルアーの)泳層を下げようとすると、かなりg数を上げないといけないですが、ミノーの場合は、シャッドやディープタイプに変えるだけなので、ウエイトを気にする必要がないということがメリットですかね。

スプーンで重いのを投げようとすると、どうしてもロッドのパワーが必要になるので、ロッドが硬くなりがちです。硬いロッドを使うと、バラシが増える傾向があります。


>その2
がんばります!(笑)
Posted by t-fuku at 2010年10月06日 08:48
gijie.anglerさん

gijie.anglerさんも既にお使いなんですね~
ヤマメ・イワナの私見はまた後ほど・・・

>やべ~~
>ホント釣りしたくなってきた~
早速、冬季にじます行きますか?(笑)
Posted by t-fuku at 2010年10月06日 08:50
ども^^

>釣り方の基本は、あくまでダウンクロス・ダウンとなります。
まずこの時点でヘッポコはOUTです。。。笑

こりゃ頑張ってダウンの釣り方勉強ですな!!
冬季ニジマスも調べた事だし^^
Posted by heppoko-anglerheppoko-angler at 2010年10月06日 10:42
heppoko-anglerさん

ども〜

>>釣り方の基本は、あくまでダウンクロス・ダウンとなります。
>まずこの時点でヘッポコはOUTです。。。笑
ヘッポコさんの行くような小渓流だと、川幅も狭いしダウンの釣りは難しいですよね・・・

>冬季ニジマスも調べた事だし^^

そうなんですか!
シーズン初期がいいと思いますよ~

日に日に魚がスレてきますし、寒くなって水温が下がると、ベタ底しか釣れなくなるので、あまり面白くありませんので・・・

ちなみに初期であればダウンの釣りがバッチリはまると思います!
是非、お試しを!!
Posted by t-fukut-fuku at 2010年10月06日 12:19
 
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