泳層という考え方
”ポンド”の管理釣り場では、横方向の”回遊魚””定置魚”という魚の他に、
縦方向の”層(タナ)”についても理解する必要があります。
例えば、水深2mあるポンドの表層~底まで、ビッシリ魚が居る・・・なんてことはありません。
酸素不足で魚が窒息しちゃいます。
となると、一般的には、表層~底のどこか(1箇所とは限らないが)に魚が居ることになります。
なんだ当たり前のことじゃん!と思われがちですが、重要な要素です。
<狙う魚がフレッシュな魚の場合>
彼らは非常に興味津々でルアーを追いかけるので、行動範囲も広く、細かいことを気にする必要ありません。
<興味の低下を招いている魚を狙う場合>
”興味の低下”を招いている魚を狙う場合には、”疑いの眼差し”でルアーを見るので、
行動範囲も狭く、彼らを食わせようとするなら、魚の居る層に合わせたルアーセレクトが基本となります。
基本的には、
「魚の居る層」≒「ルアーを食う層」
となり、
例を挙げると、水深50cmに居る魚は、水深50cmのところ引けるルアーで狙うということです。
しかし、”≒”としたのは、必ずしも同じ層で反応するとは限らないということです。
例えば、水深1mのところに居る魚が、水深1mを引くルアーには無関心で、
水面付近30cmを引くルアーを追いかけ食らいつく、ということはよくある話です。
今後、”泳層”という言葉を出すことが多くなりますが、
私の場合、”泳層=魚の反応する層”としますので、よろしくお願いします。
ここまで多少なりともご理解いただけたでしょうか?
「管理釣り場の概要」「ターゲット」「水質」「狙う魚の優先順位」「”回遊魚”か”定置魚”か」「泳層」など、これらの特性を踏まえて、次回からは、”タックル””ルアー”についてです。
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